手塚眞
2022年11/19(土)よりシアター・イメージフォーラム、京都みなみ会館他ミニシアターにて順次公開
2024/10/7 | シネ・ヌーヴォ(大阪)にて上映が決定いたしました。 上映期間:2024年11月9日(土)〜11月15日(金) 各回に手塚眞監督のトークがあります。 詳しくはこちらをご覧ください。http://www.cinenouveau.com/ |
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2024/10/3 | シアター・ギルド(東京・代官山)にて上映が決定いたしました。 上映期間:2024年10月21日(月)〜10月27日(日) 各回に手塚眞監督のトークがあります。 詳しくはこちらをご覧ください。https://theaterguild.co/movie/detail/2024Visualism/ |
2024/2/2 | シネマネコ(東京・青梅)で上映後トークイベントを行います。 ◆2月10日(土) 菊池康弘(シネマネコ代表) × 手塚眞 |
2024/1/9 | シネマネコ(東京・青梅)にて上映が決定いたしました。 上映期間:2024年2月9日(金)〜2月15日(木) 各回に手塚眞監督のトークがあります。 詳しくはこちらをご覧ください。https://cinema-neko.com/ |
2023/10/3 | シネマスコーレ(名古屋)にて上映が決定いたしました。 上映期間:2023年11/11(土)・12(日) 各回に手塚眞監督のトークがあります。 詳しくはこちらをご覧ください。http://www.cinemaskhole.co.jp/cinema/html/ |
2023/5/16 | 北海道・シアターキノにて上映が決定いたしました。 上映期間:2023年6/16(金)・17(土) 各回に手塚眞監督のトークがあります。 詳しくはこちらをご覧ください。http://www.theaterkino.net/ |
2023/2/6 | 新潟・市民映画館シネ・ウインドでトークイベントを行います。 ◆2月18日(土) プログラム black 松崎友紀(ダンサー、『OKUAGA』出演)、田口雅之(アーティスト、『OKUAGA』『変容』音楽)× 手塚眞 トークイベントのない日でも手塚眞監督がトークもしくは舞台挨拶をする予定です。 |
2022/12/30 | 新潟・市民映画館シネ・ウインドにて上映が決定いたしました。 上映期間:2023年2/18(土)~2/24(金) |
2022/11/30 | 京都みなみ会館でトークイベントを行います。 12月3日(土) 12月4日(日) トークイベントのない日でも手塚眞監督がトークもしくは舞台挨拶をいたします。 |
2022/11/15 | トークイベントの日程が決定しました。(場所:シアター・イメージフォーラム) ◆11月19日(土) Nourah (ベリーダンサー) × 手塚眞 ◆11月20日(日) 橋本一子 (音楽家) × 手塚眞 ◆11月25日(金) 大木裕之 (映像作家、現代美術家) × 手塚眞 ◆11月26日(土) 寺嶋真里 (映画作家) × 手塚眞 ◆12月1日(木) Cay (ポールダンサー) × 手塚眞 またトークイベントのない日でも手塚眞監督がトークもしくは舞台挨拶をする予定です。 |
2022/10/27 | 予告編を公開しました |
2022/10/17 | 映画紹介サイトのMIHOシネマさんに上映会をご紹介いただきました |
2022/9/17 | Visualism上映会サイトを公開しました |
ヴィジュアリストして独自の美意識により映画を創り続ける異端の映画作家、手塚眞。
『白痴』『ばるぼら』など国際的に評価された劇場映画の一方で、ライフワークのように創られ続けている美学的な短編映画がある。
表現主義、神秘主義、シュールレアリスム、ミニマリスム、構造主義‥‥。
あたかも美術品のような作品は、「視る」ことの原初的な恍惚を促す。
実験映画の代表作品から新たにデジタル化されたフィルム作品、未公開作、そして最新作を作家自らが「black」「blue」「white」「red」の4つのプログラムにセレクト。
観られる機会の少ない貴重なアートフィルムの特集上映会。
100年前、映画は最先端のアートでした。現在、映画は消費されるだけの商品と成り果てています。
そこには脳の活性化も感性への刺激もありません。
文化が経済に追いやられている今だからこそ、もう一度映画をアートに昇華させる必要を感じています。
あえて劇場上映というスタイルで、文化の前衛としてのアート映画をぜひ体験してください。
日本各地で、ダンス、映像、音楽をコラボレートさせる映画プロジェクト。
ドキュメンタリーでもドラマでもないアプローチで「土地」を描く表現的な連作。
OKUAGA2016/デジタル/20分
新潟県阿賀町で撮影された第1作は、ダンスとカメラの完全な即興による奇跡のアート。イメージフォーラム・フェスティバル2017招待作品。 |
HINOHARA2022/デジタル/40分
東京都唯一の村、檜原村。首都の辺境を3年に渡り取材。古代の原風景から貴重な祭りの情景までをイメージ豊かにモンタージュしてゆく。時空や意味を映画的に超えたフリーフォームの作品。 |
TUNOHAZU2021/デジタル/32分
「角筈」とは新宿の古名。作者が愛し続ける街、新宿をモチーフに、ダンサーの肉体を通して描かれるフィジカルなコスモポリス論。イメージフォーラム・フェスティバル2022東アジアエクスペリメンタル・コンペティションノミネート作品。 |
四大元素をモチーフに連作されたシュールでありながら極めて映画的なアート・フィルム。
藤井春日のカメラ、橋本一子の音楽が繊細に絡み合い、至上の映画美学を構築している。
長編映画『白痴』(1999年)の姉妹編とも言える『実験映画』は手塚映画美学の集大成とも言える。
NUMANITE1995/35mm→デジタル/23分
「水」をモチーフにした美しい幻想譚。沼の底に棲む姉妹とその恋人の物語は、時間と共に歪み始める。1996年ミュンヘン映画祭招待上映。クレルモン=フェラン映画祭招待上映。 |
NARAKUE1997/16mm→デジタル/44分
「土」をモチーフにした地底の映画。映像による地獄巡りとも言える。50シーンを1カットに繋ぐ驚愕の構造が世界でも高く評価された。 |
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実験映画1999/35mm→デジタル/40分 ©KADOKAWA
「廃墟の中で一人の少女を映画に撮ること。期限は一週間。」謎の依頼から始まる映画撮影は想像を超えた展開を見せる。永瀬正敏、橋本麗香というプロの俳優を使い、実際に一週間で撮影された脚本の存在しない映画。 |
ダニエルとミランダ1996/16mm→デジタル/5分
手塚眞の手書きによるシンプルなアニメーションは『NUMANITE』の変奏曲。「もし絵コンテが動いたら」という発想から生まれたキュートな小品。 |
映画のコンポジションやメカニズム、テクニックを熟知した作者による紛れもない映画の冒険。
代表的な実験映画から最新のアートフィルムまで。
「Visualism」に貫かれた手塚眞の映画宇宙。映画を志す者は先ずこれを視るべきだ。
MODEL1987/16mm→デジタル/10分
手塚眞実験映画の初期の代表作で、写真コピーを使ったアニメーション。上下に流れるシンプルな動きは次第に複雑なモンタージュを生み出してゆく。ミニマルアートのスタイルから発展してゆくイメージの多様性。1987年ケルン・フィルムセンター。1989年ロンドン映画祭。1990年香港映画祭。 |
燐1993/16mm→デジタル/3分
燐の光のような仄かなイメージをフィルムに定着。日本的な美の表現である「余白」や「移ろい」を映画の中で描いた動く絵画。写真のコピーのみを素材に使い、繊細なディゾルブも全てコピー機の中で行っていることが興味深い。 |
MIND THE GAP2020/デジタル/24分
反復するフィルム・ノワール。スリリングに崩壊する構造の美学とユーモア。映画のメカニズムに踏み込んで破壊し、そこから新たな美学を組み上げる力作。 |
変容2022/デジタル/40分
世界は変容していくのだろうか?手塚眞の最新作は世界的なパンデミックの中でインスピレーションを得たシリーズ作品。表と裏の同時存在、多層的宇宙、ジェンダーを超えた存在といった現代的なテーマを孕んでいる。 |
肉体と映像の過激なコラボレーションは、手塚眞が追求するもうひとつのテーマだ。
目眩く映像のタペストリーとして織りなされる夢幻的な世界は、
映画のレクイエムなのか、あるいは次の時代へ捧げる愛のメッセージなのか。
PRELUDE1988/16mm→デジタル/15分 ★デジタル版初公開
四大元素とテーマとした連作の第1作。「火」をテーマに、吹き上がる巨大な炎の中で亡きコンテンポラリー・ダンサーの奇才黒沢美嘉が舞う。息を呑む圧巻の映像と限りなく美しい橋本一子のピアノ。 |
謎 AENIGMA2021/デジタル/46分
漢字一文字から想起させるビジョンを俳句のようにシンプルなエピソードにまとめ上げた短編集。「幽」「玄」「杳」の三つのエピソードはそれぞれ全く趣向を異にする。手塚眞が近年取り組むミニマルで静的な映画の旅。 |
RESURRECTION2024/デジタル/34分 ★最新作 撮影:辻健司 音楽:橋本一子、中西優、田口雅之
ギリシャ神話の女神の名前からなる「Eros」「Adonis」「Persephone」の三部作。その名の如くエロスと地獄巡り、そして復活の祭典をアーティストとのコラボレーションにより創造。デジタルの時代にあえて「肉体」のパフォーマンスを使う意図とは。。 |
都道府県 | 劇場名 | 電話 | 公開日 | 備考 |
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大阪 | シネ・ヌーヴォ | 06-6582-1416 | 2024/11/9~15 | 各回に手塚眞監督のトークあり |
東京 | シアター・ギルド代官山 | - | 2024/10/21~27 | 各回に手塚眞監督のトークあり |
東京 | シネマネコ(青梅) | 0428-28-0051 | 2024/2/9~15 | 各回に手塚眞監督のトークあり |
愛知県 | シネマスコーレ(名古屋) | 052-452-6036 | 2023/11/11~12 | 各回に手塚眞監督のトークあり |
北海道 | シアターキノ | 011-231-9355 | 2023/6/16~17 | 各回に手塚眞監督のトークあり |
新潟 | 新潟・市民映画館シネ・ウインド | 025-243-5530 | 2023/2/18~2/24 | 手塚眞監督のトーク、対談あり |
京都 | 京都みなみ会館 | 075-661-3993 | 2022/12/3〜9 | 手塚眞監督のトーク、対談あり |
東京 | シアター・イメージフォーラム | 03-5766-0114 | 2022/11/19~12/2 | 手塚眞監督のトーク、対談あり |
大阪 | |
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劇場名 | シネ・ヌーヴォ |
電話 | 06-6582-1416 |
公開日 | 2024/11/9~15 |
備考 | 手塚眞監督のトークあり |
東京 | |
劇場名 | シアター・ギルド代官山 |
電話 | - |
公開日 | 2024/10/21~27 |
備考 | 手塚眞監督のトークあり |
東京 | |
劇場名 | シネマネコ(青梅) |
電話 | 0428-28-0051 |
公開日 | 2024/2/9~15 |
備考 | 手塚眞監督のトークあり |
愛知 | |
劇場名 | シネマスコーレ(名古屋) |
電話 | 011-231-9355 |
公開日 | 2023/11/11~12 |
備考 | 各回に手塚眞監督のトークあり |
北海道 | |
劇場名 | シアターキノ |
電話 | 011-231-9355 |
公開日 | 2023/6/16~17 |
備考 | 各回に手塚眞監督のトークあり |
新潟 | |
劇場名 | 新潟・市民映画館シネ・ウインド |
電話 | 025-243-5530 |
公開日 | 2023/2/18~2/24 |
備考 | 手塚眞監督のトーク、対談あり |
京都 | |
劇場名 | 京都みなみ会館 |
電話 | 075-661-3993 |
公開日 | 2022/12/3~9 |
備考 | 手塚眞監督のトーク、対談あり |
東京 | |
劇場名 | シアター・イメージフォーラム |
電話 | 03-5766-0114 |
公開日 | 2022/11/19~12/2 |
備考 | 手塚眞監督のトーク、対談あり |
▶プログラム 連日21時より。プログラムは下記をご参照ください。手塚眞監督のトーク、対談あり。
11/19(土) | 11/20(日) | 11/21(月) | 11/22(火) | 11/23(水) | 11/24(木) | 11/25(金) | 11/26(土) | 11/27(日) | 11/28(月) | 11/29(火) | 11/30(水) | 12/1(木) | 12/2(金) |
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black | blue | white | black | blue | white | black | blue | white | black | white | blue | black | white |
11/19(土) | black |
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11/20(日) | blue |
11/21(月) | white |
11/22(火) | black |
11/23(水) | blue |
11/24(木) | white |
11/25(金) | black |
11/26(土) | blue |
11/27(日) | white |
1/28(月) | black |
11/29(火) | white |
11/30(水) | blue |
12/1(木) | black |
12/2(金) | white |
comments
ほとんどの映像作家が陥りやすい罠がある。
ナラティブに執着するあまり、映像言語(Film language)の独立性を見過ごすこと。悲劇の流れは「量産型映画」がのさばる現象に帰結し、これは今の日本映画でも顕著である。
『Mind the gap』はこの現実に屈せず、ジョルジュㆍメリエスの世界観を継承した希有のヴィジュアリスト・手塚眞の逆襲のようだ。
永遠が感じられる23分36秒が過ぎると、笑みを浮かべながら安堵する私がいる。 手塚眞の美学的冒険がまだ現在進行形であることに気づいた喜びだ。 確かに彼と同時代に共存し、全ての旅路を見守ることができることは、大きな幸運に違いない。
洪相鉉 映画ジャーナリスト
韓国映画専門ウェブメディア「CoAR」運営委員。全州国際映画祭ㆍ富川国際ファンタスティック映画祭アドバイザー、高崎映画祭シニアプロデューサー。
手塚監督の映像群を俯瞰すると「新宿」の匂いがする。
それらはひとりの人間が作り上げたとは思えないほど多様で多次元、もしくは分裂的傾向を持つ。
「新宿」も多様なイメージを持つメトロポリタンだ。それらは決して混ざり合わないが、一定の距離を保ちつつ共存する夜空の昴(すばる)のような光源群。
地球から見える昴の様に、まるで互いを引きつけ合う不可視の「引力」を目撃出来るかもしれない。
ヴィヴィアン佐藤 ドラァグクイーン、美術家
神代に潜む五大元素の記憶をリスペクトしつつ斬新なアーキタイプを常に探索!
その実験は縦横無尽なサーカスのよう!スクリーンに溢れる湿度は主観と客観が同等に交わる純度の高さ!よって思考停止で全身で浴びるべし!浴びる映画!!大好物!!
トースティー アーティスト、歌手
映画が好きな人、映画に携わる人、映画を志す人、必見です!『Visualism』を見ずしてこれからの映画は語れない!
とにかく、ライトノベルス、コミックスやテレビドラマを原作にして、見て退屈しないように工夫はされているというものの、筋立てを見せていくだけの映画だけになってきた今世紀になってからの映画界に絶望的になり、映画の根源を求めて小津さんやヒッチコック監督作品を順を追って見ていた昨今のぼくにとって、映画の未来へ向けて、手塚くんの『Visualism』は、かけがえのない啓示を与えてくれたのだった。だからぼくは手塚くんに限りないエールを送りたい。
原將人 映画監督・音楽家